そばにいるよ
義妹のお父さんの葬儀に参列した。 病気を知って3ヶ月、何日か前まで言葉を交わしていた人がまた亡くなった。 素敵なといっては難だがこじんまりとしたきれいな斎場で行われ、温かいアットホームな葬儀だった。 孫が今年、高校進学のため近くに来るのを楽しみにしていたといっていたが、その暮らしも一ヶ月あまりで終わってしまった。 棺には行くつもりで買っていたコンサートチケットと競馬の投票用紙と鉛筆など多趣味のお父さんへの心遣いが入っていてやさしかった人なんだろうということが伺えた。 なくなる数日前には「もうお迎え来るのかな、」ともらしていたというがそれでも最後は眠るように息を引き取ったと聞いてよかったと思った。 残された人にすればもう少し早く気づいてあげれば、という思いがあったようだ。 一人暮らしをしていたお父さんだから余計に・・・。 式では故人の思い出のDVDが流れ在りし日の元気な様子が流れていた。 楽しそうに趣味に興じる様子が関わった人には今は悲しすぎる思い出だ。 良い思い出だったといえるまでには人はそれぞれに時間を必要とする。 近いご家族にはまだ悲しみは深いけれど、今までのようにきっとそばにいて見守ってくれるはずだから・・・。 自分の住む町のお寺に仏様を預けるということだから、きっとお父さんも喜んでいることだろう。 「いっぱいいろんな人が来てくれたよ」といっていた義妹の言葉が印象的だった。
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